三共水産
養殖場の見学に行ってきました!
当日の仕事を終えてから、香川県坂出市にある養殖場へ。
素晴らしい日和でしたが、素晴らしすぎて暑い!暑い。
到着するなりすぐにボートに乗って、湾内の養殖生け簀を見せていただきました。
相変わらず手加減なしの日差しですが、海に出れば一気にテンションも上がり、
早く生け簀を見たい!仕事を終えてビールを呷りたい!と気持ちも高まります。
ここでは親魚の飼育から採卵、孵化、手の平サイズまでの育成を行っています。
普段、餌は自動給餌器(奥の水色の機械)で与えているそうですが、
今回は元気な鯛の様子を見るために手動にて。(社長もノリノリです。)
しっかり与えたような気がしますが、夏はあまり餌を食べません。
秋には夏の倍ほどの餌を食べるようになり、どんどん成長するそうです。
陸上に戻り、建屋の中も見学させていただきました。
ここでは親魚の飼育や、鯛以外にも黒メバルやヒラメの養殖を行っていました。
涼しいのかと思えば、しっかり暑くて心の中では大号泣。
みなさん水分とミネラル補充を忘れずに、しっかり熱中症対策をしましょう~
王越の見学を終えたら、うどんを食べるべく近くのお店へ移動。
香川に来たら半ば義務的に食べるうどんですが、
味に関しては間違いの起こるはずもなく、今回も安定の大満足。
そしてその後は高知へと移動になるわけですが、
10人乗りの移動車の後ろのほうではプシュッ!プシュッ!と音が鳴るのでした…
夜は夜で今度は高知に来た以上はこれを食べねばなるまい
ということでカツオの塩タタキを頂きました。
これまた間違いのない美味さ、予想を超える美味さに一同驚愕。
塩タタキは高知に来たノリで食べるものではなく、
高知を訪れたら必ず食べるべきものだと認識させられました。
塩タタキ以外にも金目鯛の刺身、ガシラの唐揚、天然鮎、手長エビ、
等々美味しいものが盛り沢山、そして酒酒酒
(中略)
……気がついたら朝になっていました……
高知市の日曜市で小夏をゲットして、
そこから宿毛の南隣にある大月町安満地へ移動。
のどか!
暖かく綺麗な海に台風被害も少ない立地は養殖に最適。
この湾内に40基の生け簀を浮かべています。
王越でできる手の平サイズは養殖業者に出荷する中間魚にあたりますが、
ここではそれを成魚に仕上げます。
何事も無く順調に育ってくれることを願うばかりです。
現在は販路開拓中のため、設備に対して控えめの生産しか行っていませんが、
これをフルに活用できるよう、しっかり売っていくのが我々の役割になります。
今回の研修旅行で、皆も養殖業の大変さ、リスクを感じ、
きっと養殖鯛の扱いがより丁寧になることでしょう。
最後に、鯛飯を目当てに宇和島を経由して岡山へ帰りました。
最初から最後まで美味しい物まみれの研修旅行でした。
日々の業務に加えて、しっかり勉強して、しっかり食べて、
しっかり見て感じて意識を高めて行けば、
きっともっと会社を大きく、盤石なものにしていけるはずです。
今回の研修旅行が有意義なものだったかどうかは、
明日からの我々自身の働きにかかっていますが、果たして…?
有意義なものにできていたとしたら、
また別の場所への研修旅行が企画されるはずですので、乞うご期待。